昔からのレース仲間からの話にのって、
GPSラップタイマーの情報をピットのPCで収録して解析するツール
を開発する話のシリーズ#2です。
現状、ラップタイムなどの情報をピットへ送信するまでの機器
を対象として検討しています。
ピットへの情報送信 WiFi
ピットとの通信は、無線を使うかWiFiか、モバイルデータ通信か、
というところでしたが、現状、ラップタイマーとしてスマホを
使うというのではなく、別の機器を使うというのをメインシナリオ
にしているということもあり、WiFiにより通信を行うことで
ピットへ情報を送信するということがメインシナリオです。
仮にスマホを使うという場合でも、WiFiというのがメインシナリオです。
というのも、屋外で使用できるWiFi中継機があるというのを
知ったからです。
BuffaloのWEBページでわかりやすく説明してくれています。
未だどんな製品を使うかは全くの未知数ですが、amazonで
いくつも候補になりそうなものが購入可能となっています。
GPSラップタイマー スマホではなく・・・
当初はスマホをGPSラップタイマーとして使うことを
検討していましたが、
M5Stack
という伏兵が現れ、当面はそちらで検討しようということで
進めています。
まあ、無償のものを含めてGPSラップタイマーは数多あり、
外付けGPSを使って位置精度やサンプリング周期の仕様が
要求に適うものを使い、そしてそれをモバイル通信なり
Wifiにてサーバー上に保存するというようなことを
してくれるものがあれば、GPSラップタイマーを
制作する必要はありません。
(見つけることができていませんが、ありそうな気が)
そんな超有用なGPSラップタイマーは無いですかね?
あ、磁気検知方式でも良いですが(もっと敷居が上がりますね)
M5Stackを候補とするきっかけは、「筑波●秒台」さんにいただきました。
そして、試しにGPSラップタイマーの部分だけを
コーディングできる可能性がどの程度あるかを探る
ためにググっていて見つけた数多ある貴重なサイトのうちの
一つがカラスさんです。
GitHubに上げていただいているプログラムをコンパイル
しようとトライしてみたのですが、残念ながらエラーを
つぶせず、もがいているところです。
昔、Arduinoというものを使ったことがあり、
開発環境を整えていたので、それを使用できるという面
では時間短縮できましたが、エラーをつぶすには時間が
足りず。
エラーの内容をぐぐってみると、ありがちなエラーで
エラーメッセージは「ガセ」でホントの原因は別のところ
にある、という情報があったりするので、その線で
デバッグを進めることにしています。
が、別の選択肢として地道にイチからプログラムを
作るかな・・・というのも考えています。
まあ、その場合にも、ベースとするものをネットから
拝借する方針です。
先人のお知恵有り難く拝借して、より良いものをより迅速に
構築するというのが大前提なので。
◆「筑波●秒台」さん
ラップタイマーあれこれ その7 GPS専用機も作っちゃおう☆
◆「カラスのガレージ」さん
https://crows.tokyo/category/it/m5stack/
今後の予定
今後の予定としては、次のように考えています。
・M5Stack用としてGitHubに上げられているプログラムを
正常にコンパイルできるように対応
これに停滞するようなら・・・
・地道にイチからGPSラップタイマーのプログラム構築
この場合でも、ネット上にある先人のお知恵を拝借
GPSラップタイマーとしてのプログラム作成に目処が
たったあたりでM5Stackに本決まりということで
M5Stackを購入して、実際にテストするということになります。
amazonやスイッチサイエンスなどで購入可能です。
◆M5Stack Core2 Fire
※注意!! M5Stack FireとGPSモジュールを接続して
開発作業を進めていますが、2021年10月上旬時点、Fireと
GPSモジュールの組み合わせだとGPSの情報を認識することが
できないということがわかりました。
FireではなくGrayを使う方が賢明であるというのが
現時点での判断です。
GPSモジュールを加工するという対策も候補とはなりますが、
難易度が高い加工を施すというのは、一般的には現実的
では無いという判断です。
(ソフト的に対策するなり:現状ムリっぽい、Grayにするという
素直な対応よりも小さな費用的負担にしたいと考えています。
時間的コストも考えないといけませんが)
当方、他の方がGPSロガーをFireを使って作るという情報
を参照させていただいたことで決めたのですが、
当サイトを参考にしてFireにしようと決める方がおられる
と現時点の判断としては遠回りになるので、それはマズイと
取り急ぎ追記させていただきました。
本件の顛末は、当サイトでなるべく早く紹介させていただきます。
◆M5Stack用GPSモジュールV2
◆M5Stack用電池モジュール(本体バッテリーでは容量不足の場合用)
2021年のうちにGPSラップタイマーとして機能し、
その情報をWiFiなどで送信してピットのPCで
情報を吸い上げるためのデータをサーバーなどに
保存する、という部分の目処をつけたいという
日程で考えています。
チャレンジ目標ですね。
年度内に実際に動作することを確認できたら、
実際にサーキットで試しに使ってみて、
やはりWiFI中継機無いと駄目だよねぇ~
というのを確認します。
そして、WiFiを中継するという部分の検討に移ります。
全体として、来年度早々に形にしてサーキットで
テストしているというのが死守したい日程なので、
日程的には使える時間に対してタイトな感じです。
調査、制作などの作業は週末に進めているので、
取れる時間に制約があったりしますが、なんとしてでも
形にすべく猛進していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。